トゥバ共和国(トゥヴァ共和国)
南シベリアにあるロシア連邦の共和国。タイガと呼ばれる巨大な針葉樹林帯の森や、砂漠、ステップ草原などが広がり、面積が約日本の半分ながら複雑な自然と気候を持つ国。南側はモンゴルに接する。人口は約30万人強。ほとんどがトゥバ人、少数にロシア人やその他の民族が住む。
首都はクズル。
・渡航方法
日本からの行き方はいくつかのルートがあるが、成田(羽田)から北京ークラスノヤルスク経由ー(陸路)トゥバ(約800キロ)
か成田ーハバロフスクークラスノヤルスク経由。また成田ーモスクワーアバカンートゥバなどがある。クラスノヤルスクからは飛行機もあるが、本数が少ないため、陸路移動が主。クラスノヤルスクからは定期便でバスがある。
ホーメイ
ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる歌唱法をホーメイ(喉歌)という。トゥバ語の発音ではフーメイという。喉を詰めてダミ声で歌う総称をホーメイという。またホーメイには何種類かのテクニックがある。
またこういった喉歌は近辺諸国でも見られ、一番有名なのはモンゴルのホーミーである。
同じくロシア連邦諸国ではアルタイ共和国のカイ、ハカス共和国のハイなどもある。それぞれは喉を詰めた発声法や仮声帯を震わせる方法としては類似しているがそれぞれが独自の方法で行われていてそれぞれは全く異なる喉歌であることに注意したい。
スグット
ホーメイの発声のまま舌や口内のテクニックを使い、口笛のように高い鋭い音を出す。
カルグラー
発声した基音より1オクターブ下の音を仮声帯振動を使う発声で行う。ガラガラした音が特徴的。喉を詰めずに弛緩した形から振動させたり、喉を詰める発声から振動させたり、非常に低いホーメイのことをカルグラーと呼んだり、様々な種類のカルグラーがある。
ボルバンナドゥル
ホーメイやカルグラーをしながら唇や舌を使って震える音を作る。*唇をふるわせる場合はボルランともいう。
エゼンギレル
馬のステップのようにリズムをつけて歌う。近年人気がある奏法はスグットをしながら口と鼻の息を交互にするテクニックが盛んである。
チュランドゥック
カルグラー発声のままスグットをする方法。
*他にも上記のそれぞれを組み合わせた複合技など多数など他に類を見ない種類の喉歌が存在する。
ホーメイを歌う人の事を現地ではホーメイジ(フーメイジ)と呼ぶ。
News
1st albumが完成しました。
Bandcampより視聴、購入可能です。
https://seasonsoftuva.bandcamp.com/
チャスチャイクスキシュ 1stアルバム 「Let's Fly to Tuva !」
playing Tuvan songs
曲名
1:バイタイガ
2:私のアラシュ川 -鎌田英嗣
3:ドルグダイウム
4:箸休め -田村洋平&鎌田英嗣
5:エジルカラ
6:トゥバの風景 -鎌田英嗣
7:トゥバの散歩道 -田村洋平
8:カルダックハマル
9:ハドゥップ -鎌田英嗣
親愛なるアンドレイ・ウッペイさんへ
Chas Chai Kus Kysh 1st album "Let's Fly to Tuva !"
1:Bai-Taiga
2:My Alash River (Alazhymny) -Eiji Kamada solo
3:Dorug-Daiym
4:Twin Demir Khomus -Yohei Tamura & Eiji Kamada
5:Ezir-Kara
6:Landscape of Tuva -Eiji Kamada solo
7:Walk Tuva Way -Yohei Tamura solo
8:Kaldak-Khamar
9:Wind -Eiji Kamada playing igil
Dedicated to Andrei Oppei
メンバー
鎌田英嗣(ホーメイ / イギル / ドシプルール / 歌 / 口琴)
佐藤詩優子(歌 / イギル / ホーメイ / ボイス)
田村洋平(ホーメイ / 歌 / ドシプルール / イギル / 口琴 / その他)
制作 / 協力
カバーイラスト:しゅうごろう
トゥバ伝統曲のアレンジ:鎌田英嗣 / 田村洋平
サウンドエンジニア:田村洋平
デザイン:下田佳奈
creditsreleased October 2, 2021